舞台カラマリ白石景之編のメモ

2912月 - による しお - 0 - 未分類

 

クリスマス12/25のマチソワで、通常エンドと悲恋エンドを見ました。ぶっちゃけ「これを機にふたりが付き合い始めたとしてもやむを得ますまい」と思うほどに、美しくしっとりとした仕上がりになっていたので、もうなんて言うかありがとうございました。

原作がゲームなので、静止画と声しかないのに、白石景之がリアルに存在しているの、すごいな。
そう思わせるほど指先までの細かい演技ができていたんだなぁ、と感動している次第です。しかも2パターン。
今までまつがく氏の舞台見てきた中で、これほどデリケートな役も無かった気がするので、かなり神経使ったんじゃないかと思うと共に、いやいや、そんなのこっちの感じ方次第なだけで、彼はずっとそのくらい神経使ってお芝居やってましたよ?ということだったのかもしれません。

割と今まではまっすぐな役柄、元気な時は元気、そうでない時はしょんもり…な印象が多かったので、そこからひと皮むけて欲しいと2,3年前から思ってまして、2020年上演予定だった『どうせ死んでいく』に個人的にとても期待していたのですが、残念ながらコロナ禍で上演中止。その後、彼がひと皮むけそうな演目を、勝手に期待しておりました。

が、白石編を見終わった今、もしかするとこれがそうだったのかもしれないとこれまた勝手に思っています。

 

色々感想書こうと思ってたけど、書き始めたら思ったよりめんどうで、もうあとは備忘録的なメモだけ。ネタバレしかありません!!!

 

 

 

悲恋エンドの最後、私はてっきり銃声で終わるんだとばかり思ってました。ゲームがどうだったかは記憶に無いのだけど、でもあの流れでは絶対パーン!!言うだろう、と。

仕事から帰ってきた市香が右手に銃を持っていて、その後慈しみ合っていた最中の会話の流れから白石が市香を止めたと解釈していたので、であれば白石は独り生きながらえる意味など微塵も無いので絶対後を追うだろう!!と。お誂え向きにそこには銃まで転がっているのだから。

そう初見では思っていたのだけど、改めて配信見ると銃持ってない? いや確かにその直前のシーンでは持ってるんで手にはしていたのだけど、あのシーンの時には持ってない体になっている?? 舞台演出的なあれで、実は慈しみシーンと会話は繋がっていなかった??? 確かにあの計算高いゼロが白石の手の届くところに銃など置くはずもない……とまぁ色々考えてしまいました。
その辺りどうなんですか、久保田さん!!!

ただまぁ脳天気は私個人といたしましては、さすがにちょっと白石が後を追う程度の救いは欲しいかな、と思いました。

 

 

あと気になったのは、白石が市香を左腕で抱えて庇いながら振り返りざまゼロに向けて発砲するシーン。

あれ全然当たる気がしないんだけど、あれはあれでいいの……?

前述のようにそれまでの数多のシーンが丁寧に演じられていたので、ゼロの立ち位置と銃口の向きが全く合ってないところと、撃った後の手首のブレブレ感が気になりました。

これも舞台演出的なあれで、実際ゼロがそこに立ってる訳じゃないからいいんだよ、ということかもしれません。ただ本当に、それまでとても細かく芝居していたので、そこだけ妙に雑に感じられてしまった次第です。
普段BSPで大塚さん指導のもとなかなかに厳しい要求をされているらしいので、その辺り指摘入ればウチの子はきっちりできたんじゃないかなぁ、と惚れた欲目で思ってしまいました。
その辺りどうなんですか、久保田さん!!!

ともあれ、久々にシリーズものの舞台見て盛り上がってます。今回まつがく氏が主演ということ、カラマリの世界観が警察ドラマ&謎解き好きの私に合っていたこと、そして脚本演出がボクラ団義の久保田さん。楽しく見させていただきました。
次回、柳愛時編も期待していますヽ(^o^)ノ

 

最後に、前作のチケットを上京できなくなったからと譲ってくれた友人に、心からの感謝を。舞台カラーマリスの世界を私に見せてくれてありがとう。

 

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